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カラー
美容室のヘアカラーと市販のヘアカラーの違い
2022/02/18
ヘアカラーは美容室ではなく自分でヘアカラー剤を購入して、セルフカラーをすることも可能です。ドラッグストアに行けば、さまざまなブランドの豊富なヘアカラー剤が並んでいるでしょう。
費用面や美容室に行く手間を考えると、自分で市販のヘアカラー剤を購入してヘアカラーをした方が良いと考える方も多いです。
しかし、美容室と市販のヘアカラーには大きな違いがあることも知っておくべきです。
今回は、美容室のヘアカラーと市販のヘアカラーの違いを分かりやすくまとめました。2つの違いが知りたいと考えているのなら、ぜひ参考にしてください。
美容室のヘアカラーと市販のヘアカラーの決定的な違い
美容室のヘアカラーと市販のヘアカラーには決定的な違いがあり、美容院で使用しているヘアカラー剤は、美容師免許取得者にしか扱えない成分が入って
います。
髪の毛にカラーを入れるためには、アルカリ剤を使用して髪の表面にあるキューティクルを開き、脱色した上で色を入れていきますが、この役割をする成分が美容室の薬剤の場合は髪に残らず、市販のヘアカラー剤の場合は髪に残留するのです。
その結果、市販のヘアカラー剤を使用した後は、一時的にではなく長期的に髪の毛が傷んでしまう恐れがあります。
また、美容室ではお客様の髪質・髪の痛み具合に合わせてヘアカラー剤を使い分ける・調合しますが、市販のヘアカラー剤はより多くの方の髪の毛の色を変えることから、強いヘアカラー剤が用いられています。
そのため、髪が細い方・傷んでいる方・すでに明るい髪色の方にとっては、その成分が強すぎて髪が痛んでしまったり希望と違った髪色に仕上がってしまったりするのです。
美容室のヘアカラーのメリット・デメリット
美容室のヘアカラーのメリットには、自分の髪質・髪の痛み具合に合わせたヘアカラー剤が最適な方法で使用され、理想の髪色が手に入るというメリットがあります。
また市販のヘアカラーと違い、プロがお客様の髪の毛の状態を把握した上でヘアカラー剤を調合するため、ヘアカラーによって髪の毛が受けるダメージも最小限に抑えられるでしょう。
美容室のヘアカラーのデメリットには、市販のヘアカラーに比べて多くの費用がかかること・美容院に行く手間や時間が必要なことがあります。
しかし、色褪せの過程も考え抜かれたヘアカラーを選択すれば、美容院に行くまでの間の髪色も楽しめるでしょう。
市販のヘアカラーのメリット・デメリット
市販のヘアカラーのメリットには、手頃な価格でヘアカラー剤が手に入り、自分が髪色を変えたいと思ったタイミングでヘアカラーができるという点があります。
しかし、先ほども説明したように自分の髪質に合わない可能性が高く、理想通りの髪色にならない・髪が痛んでしまう恐れがあるのです。
ダメージを受けてしまった髪は簡単に修復できません。自分の髪の毛を大切にするためには、市販のヘアカラーの使用は極力控えた方が良いでしょう。